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ブランド/NO | モデル |
---|---|
オイスター/RO-05 | オイスター・センターグラフ |
ケース材質 | 年代 |
SS | 1941年 |
ケース径 | ベルト幅 |
29mm | 16mm |
キャリバー | 機械 |
65 | 手巻き |
ケース | 価格 |
スクリューバック防水 | SOLD |
Ref-3478・41年。
オイスター・ウォッチ・カンパニー、マジェスティックダイアルの手巻きモデルが入荷しました。オイスター社と言えば、ご存知の通りロレックスの代名詞となったオイスター(防水)ケースを開発したメーカーとして有名です。この頃のオイスター社は既にロレックスに吸収されているメーカーですが、何故かROLEX文字の入らないオイスターネームだけのモデルがロレックスのカタログラインナップ上には存在しています。40年代に入るとこのモデルのバックケースにはR.W.C(ロレックス・ウォッチ・カンパニー)が刻印されることからもその繋がりはしっかりと読み取れますが、どうしてロレックスムーヴを使用せずに他社製ムーヴを搭載してまでもオイスターネームを前面に押し出したかったのか・・・チュードル同様にオイスターケースを防水性能の宣伝用として利用したのかもしれませんね。でも、そんなところがいかにもロレックスらしい戦略と言えるのではないでしょうか。様々なペットネームモデルやダイアルデザインを持つオイスターネームの時計は、ただ単に24時間表記の入るマジェスティックデザインと言われるこのようなダイアルの中でも細かな仕様違いが無数に発見されるほど、同じ個体を探し当てるのが本当に難しいメーカーです。本個体のマジェスティックダイアルは、オリジナルのオールルミナスアラビックインデックスからなるミラー調とマット調のツートーン仕上げのダイアルになります。内周の24時間赤表記も鮮明に残ったダイアルはこの頃のものとしては抜群に良い状態を保っています。センターグラフでは肝心なレッドセンターセコンドもこのモデルのファンには堪らない形状をしているかと思います。やや小さめのボーイズサイズ径のオイスターケースは当然ポリッシュされていますが、痩せ過ぎなどの無いまずまずの状態です。ジュネーヴストライプの仕上げが美しい耐震装置(SHOCK-RESISTING)付きフォンテメロン社製ベースの機械は3姿勢時差10秒以内に収まる抜群な精度です。29mm径のモデルとなりますので少し厚みのあるスポーティな革ベルトを合わせました。ダイアルの凝縮感と相まって遠目から見ても小さいながらも異彩の存在感を放つ、そんな個性的な個体になります。