ROLEX MILGAUSS Ref-1019 Silver Dial

Ref-1019・70年Ⅱ期・FF58・スイス製3連リベットブレス（67年1期）
0.2秒ピッチの細かいミニッツインデックスが特徴の初期型ダイアルのミルガウスが入荷しました。ご存知の方も多いと思いますが、ヴィンテージロレックスにおける唯一の耐磁時計であるミルガウスは、その名の通り1000ガウスまでの磁力に耐えられる性能を持つとされており、その構造は磁気を帯びない特殊なインナーケースによりムーヴメントをすっぽりと包み込んで磁気帯びから守る二重構造からなるケースが採用されています。当時はその先進的な機能性が理解されず本当に販売に苦しんだ時計の様で1STモデルは勿論、2ndモデルの1019も出て来る事が本当に少ないレアなモデルです。ダイアルパターンはいくつか存在していますが、ザックリ大きく分けると白黒と夜光無し有りダイアルがあり、本品は夜光有りのビッグロゴ系の1019シルバーミラーダイアルになります。夜光無しオニキス系インデックスはとても高級感が強くなりますが、夜光ダイアルになるとヴィンテージ感とスポーティ感が増し、また全く違った雰囲気になります。ミルガウスは構造上、どうしても文字盤外周の塗料の欠けが起こりがちですが目立つ欠け等もない、とても綺麗な状態を維持しています。インデックスに乗せられた夜光の場合、削れや落ちてしまう事が多いですが、本品はこんもりと盛られた夜光がほぼ完全に残っており、針夜光も含めオールトリチウムです。ケースもポリッシュ感が少なくベゼルもとても綺麗で、ミルガウスらしいどっしりとしたオリジナルフォルムを保った非常に良い状態です。リベットブレスも伸びが少なく非常に良い状態です。機械も3姿勢時で日差10秒以内に収まる精度です。ミルガウスは基本的にドレス系モデルですが、昔から何故かダイアル交換をされる事が多いモデルで、個体のオリジナリティと良い状態のミルガウスを入手する機会は年間を通してもチャンスは少ないです。この様な良品のミルガウスをお探しの方は是非ご連絡下さいませ。