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ブランド/NO | モデル |
---|---|
ギュブラン/OT-01 | レクタングル |
ケース材質 | 年代 |
SS | 1930s |
ケース径 | ベルト幅 |
22x37.5mm | 17mm |
キャリバー | 機械 |
438 | 手巻き |
ケース | 価格 |
スナップバック初期防水 | SOLD |
スイスの高級宝飾店のギュブランの別注品のブラックダイアル角時計のご案内です。
角時計ムーヴはとにかく製造にコストと手間が掛かるので限られたメーカーにしか自社ムーヴを持つ事は出来ない中、ルクルトは角ムーヴモデルにはかなりの拘りがあった様で、とにかく豊富なモデルを輩出しました。
角時計の魅力の一つである凝ったケースはバリエーションがかなり多く、本品の特許を取得した裏蓋がバケツの様にムーヴをすっぽりと包み込み、水っ気をシャットアウトするこの初期防水ケースはかなり希少で、限られた時期に限られたモデルにだけ極少量生産されたプロトタイプ的な位置づけのケースに該当します。一番近いのはバケツ型の四つビス防水ですが、ビスが採用される手前の構造ですね。ネジではなく、裏蓋とミドルケースのラグ穴を合わせてビス(バネ棒)を通すという非常に手間が掛かる構造です。また裏蓋、ミドルケースにバッチリと合うシリアルナンバーが刻印されています。
ホワイトプリントのダイアルも荒れや傷みが少なくヌメリとした独特の質感を持ち艶と黒々としたカラーを保ったダイアルは30sとしてはこれ以上ない程の抜群の状態を保っています。デザインもデコラティブで人気の高いバーインデックスダイアルで、外周のミニッツトラックまでエンボス仕上げになった、稀にバブルバックなどにも見られる一流のメーカーらしい非常に手間を掛けて作られた素晴らしいダイアルです。
ケースも台形型四角ベゼルとサイドステップになり、防水タイプらしいやや大きめで非常にダイアルデザインとケースのバランスがとれた形状です。機械は全巻きの3姿勢時差で日差30秒以内に収まる良好な状態です。
ヴィンテージらしい重厚さと、凝りに凝った造り込みから、当時はかなり高額品であった事が凄く伝わる素晴らしい逸品です。