PHIGIED Calatrava Chronograph

フィジードの大型カラトラバクロノグラフのご案内です。

大きなメーカーではありませんが稀に同社の時計を見かけましたが、年代的に良いデザインの時計がありメーカーです。本品もブライトリングや30ｓに見られる大変凝ったダイアルデザインでテレフォン系アラビアインデックスに珍しいピンクミラーがあしらています。外周の赤表記はところどころ薄くなっている部分がありますが、ピンクミラーサークルが2層も入り、ミニッツサークル、1/5秒の細かいスケールと良い複雑系のデザインです。希少なブレゲハンドも含め、すべてがブルースチールの針はとても美しい色合いを保っています。

カラトラバケースはメッキが薄くなってシルバーケースの持つ燻し銀の様なくすんだ状態になっていてミリタリーの様な風合いを持つ渋い色合いになっています。ポリッシュ自体は少ない様で痩せ過ぎなどなくフォルムのしっかりとした状態です。
筋目が入れられた綺麗な機械はメンテナンスを終えて快調に稼働しており全巻きの３姿勢時差で日差１０秒以内に収まる抜群の精度を維持しています。

ジャンボサイズのピンク２トーンのセクター系デザインのダイアルに、ブレゲハンド、カラトラバケースと無銘系ながら魅力のある一本かと思います。